「武川米」って、山梨県北部に流れる釜無川の西側に沿った白州町、武川村から韮崎市龍丘町周辺の、武川筋と呼ばれる田んぼで採れるお米のことなんです。

名前の由来は、武田信義の時代に武田衆と呼ばれた人々の頭が、自分の領地から採れるお米を、武川米と言ったのが始まりとか・・・・・

品種は主に、こしひかり、農林48号を栽培していて、三百年もの昔から “うまい米” として江戸にまで名を馳せていました。

なぜ、そんなにおいしいのか?  というと・・・・・
周辺にある駒ケ岳、鳳凰山は花崗岩で出来ていて、自然にろ過されたきれいでおいしい水が流れ出します。その水が小武川、大武川、釜無川となり、川沿いに米作りに合った土をも運びます。

水と土、さらに農家の人々の努力と工夫が重なり、味・つや・香り・粘りのある自慢のお米が今に受け継がれています。